香港の空港に身を潜め続けて出産した中国人妊婦、懲役6カ月の実刑判決―香港メディア

Record China    2016年1月7日(木) 22時30分

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6日、香港メディアによると、香港の空港の立ち入り制限エリアに正当な理由もなく約1週間とどまった中国人女性に懲役6カ月の実刑判決が言い渡された。写真は妊婦。

2016年1月6日、香港メディアによると、香港の空港の立ち入り制限エリアに正当な理由もなく約1週間とどまった中国人女性に懲役6カ月の実刑判決が言い渡された。当時、女性は臨月を迎えており、出産の兆候が表れるまで同エリアに身を隠していた。7日付で観察者網が伝えた。

この問題が起きたのは昨年7月14日で、女性はバングラデシュ発の国際便で香港に到着した。当初の予定では同日夜に広州行きの便に乗り継ぐ予定だったが、この便の出発が遅れると聞いた女性は航空会社などに連絡を取ることなく立ち入り制限エリアに進入。そのままとどまり続け、21日に運び込まれた先の病院で赤ちゃんを出産した。この赤ちゃんには香港の居留権が認められている。

女性は裁判の席で「体調が悪かったのですぐに広州に戻ることができなかった」と当時の状況を説明したが、立ち入り制限エリアで過ごした約1週間については触れておらず、裁判官は「香港で出産しようとする意図があった」と指摘した。(翻訳・編集/野谷

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