難民の性犯罪で揺れるドイツ、メルケル首相は強制送還強化を指示―独メディア

Record China    2016年1月10日(日) 22時20分

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9日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは記事「メルケル首相:罪を犯した難民の強制送還を加速する」を掲載した。2015年だけで約110万人もの難民申請者、移民を受け入れたドイツだが、治安を懸念する声が高まっている。写真はケルンの夜。

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2016年1月9日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは記事「メルケル首相:罪を犯した難民の強制送還を加速する」を掲載した。

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ドイツの難民問題が新たな局面を迎えている。15年12月31日、ケルン中央駅付近で、中東や北アフリカ出身とみられる男らが女性のバッグを強奪したり、性犯罪を起こす事件が起きた。容疑者32人のうち18人が難民申請者だった。15年だけで約110万人もの難民申請者、移民を受け入れたドイツだが、治安や社会秩序の面で懸念する声が高まっている。

先日開催された与党「キリスト教民主同盟(CDU)」の会議では、ケルンの事件が主要テーマの1つとなった。現行法規では懲役3年以上の有罪判決を受けた場合、難民申請者には国外退去が命じられる。メルケル首相は現行法規の活用徹底とともに、強制退去の基準引き下げを検討する必要があるとの姿勢を示している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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