Record China 2016年1月12日(火) 21時50分
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11日、韓国のLCCエアプサンの航空機に不具合が見つかり出発が24時間遅れる事態となったが、航空会社側の対応の不手際に乗客らから批判の声が上がっている。写真は飛行機からの眺め。
2016年1月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のLCCエアプサンの航空機に不具合が見つかり出発が24時間遅れる事態となったが、航空会社側の対応の不手際が重なり乗客らから批判の声が上がっている。
不具合が見つかったのは、11日午前2時に中国マカオを出発し韓国釜山に向かう予定だったBW382便。離陸前、機体の結氷を防止するアンチ・アイシング装置に異常が見つかり、修理のため24時間の運航延期が決まった。しかし後に、同装置の故障により機体前方の窓部分に亀裂が出ていたことが判明、エアプサン側が当初この事実に触れていなかったことから、問題を小さく見せようとしたのではないか、との疑惑が持ち上がっている。「機体がマカオに着いた時にはもう亀裂が入っており、警告音が聞こえていた」との話を空港職員から聞いたという乗客もいた。
この他にも、「出発が迫って初めて遅延を知らせてきた」「現地の社員がずっと右往左往していた」「午前4時になってやっと、おんぼろのホテルに案内された」など、不意の遅延に怒る乗客の間からはエアプサンに対する不満の声が噴出し、「低価格航空会社(LCC)ではなく低質航空会社」との批判も出ている。
この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。
「LCCとして売り出したくせにこっそり値段を上げるような会社には、LCCという駄目なイメージを刻み付けてやればいい」
「エアプサンの『LCC』は名前だけ。料金は普通の航空会社と変わらないよ」
「最近のLCCはどうしてこうなんだ?」
「LCCは、低価格だけに安全に対する意識も低い。修理の部品も、正規品ではなく安い物を使ってるかもしれない」
「そのうちもっと大きな問題が起こりそう」
「この前のジンエアー(韓国のLCC)の時もそうだったけど、韓国の国土国通部はもう信じられない。航空の担当は外国の専門家に任せよう」
「もう運航を取りやめてほしい」
「エアプサンはこのところ毎年便数を増やしている。安全など考えているとは思えない」
「韓国のLCCにはできれば乗らないに限る」(翻訳・編集/吉金)
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