韓国で行われたラーメンをめぐる世にも奇妙な裁判とは?=「韓国が平和という証拠」「ラーメンだけにいい味出してる」―韓国ネット

Record China    2016年1月14日(木) 11時30分

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12日、韓国・聯合ニュースによると、セウォル号事故1周年集会を主導した際、公共物を破損した疑いで逮捕・起訴されたパク・レグン氏の裁判が注目されている。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

2016年1月12日、韓国・聯合ニュースによると、セウォル号事故1周年集会を主導したとして昨年7月に逮捕された4・16連帯(セウォル号事故の遺族と市民団体で構成された団体)のパク・レグン常任運営委員(55)をめぐって行われた裁判が話題になっている。

11日午前11時20分、ソウル中央地裁320号法廷には一つの段ボール箱が置かれ、裁判長と検察の間に微妙な空気が流れていた。裁判のポイントとなったのがラーメンの入った段ボール箱だ。警察によると、(警察の)バスにデモ隊が乱入した際、ほかの物品と共に車内にあった警察隊員の食料のラーメンが入った箱が消えていた。

検察はパク氏を警察物品に対する「特殊公共物破損」容疑で起訴したが、実際に裁判でこの問題について話し始めると、法廷に微妙な空気が流れた。被告人も警察も検察も裁判所も、このラーメンがカップラーメンなのか袋入りラーメンなのかすら知らないありさま。検察は沈黙の後、「ラーメンは取り下げます」とあっさりこの容疑での起訴を撤回した。「食べ物の恨みは怖い」と言うが、恨みが裁判にまでなった一例だろうか。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「日本植民地時代から警察は少しも進歩していない」

「一体、何の裁判なんだ。警察も裁判所も、すべてが情けない」

「ありもしない罪で裁判をして…、全く税金の無駄としか言いようがない」

「韓国史上前例のない歴史に残る超重大な事案だから憲法裁判所で審議すべきではないか?(笑)」

「ラーメンは公共物じゃないだろ」

「セウォル号事故を糾弾するデモ隊がラーメン欲しさに警察のバスに乱入したとでも思ったのか?のんきな検察だな」

「検察も裁判所もラーメン箱で真面目に裁判か。ラーメンだけにいい味出してるな」

「こんなことが裁判になるのは、韓国が平和という証拠だ」(翻訳・編集/三田)

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