Record China 2007年11月10日(土) 8時10分
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11月9日、誤診だと病院に文句を言う患者はよくある話だが、これに逆ギレした病院が他人を雇って患者の職場へ押しかけさせ騒ぎを起こしたというあきれた事件が広州市で発生。資料写真。
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2007年11月9日、広東省広州市の「南方都市報」は同市内で前々日に誤診をめぐり患者と病院が起こした騒動について報道。
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10月18日、男性Aさんは職場の浴室で転び、踵(かかと)から激しく出血。Aさんの同僚が彼をおぶって近くの「康寧医療問診院(診察院)」へ連れて行ったのだが、そこにいた医者は「裂傷」と診断し、傷口を縫合しただけでAさんを帰した。
11月2日、足の傷がいっこうに良くならないAさんが別の病院で診察を受けたところ「アキレス腱断裂」でただちに手術を受けることに。頭にきた彼は同僚とともに同7日朝、康寧医療問診院の門前で「誤診の責任を取れ」と垂れ幕やプラカードを持って抗議した。しかし、これに怒った病院側は男性7〜8人を雇い、Aさんの職場にいやがらせに行かせた。彼らは大声で怒鳴ったり脅したりして、通報で駆けつけた警察に説得されるまで暴れ続けたという。
これについて病院側は「Aさんの脅迫的行為にやむを得ずやったこと」と説明。現在両者は、話し合いで解決することで合意している。(翻訳・編集/本郷智子)
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