2016年1月19日、中国メディアが先日報じた、韓国メディアによる空母建設現場“盗撮”疑惑に、中国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は、韓国国営のテレビ局KBSがネット上で公開した中国国産空母に関する映像について、韓国の取材班が遼寧省大連市の複数の「敏感な区域」に出入りしており、多くが盗撮された内容だと伝えた。映像では、カメラをかばんの中に隠した状態で撮影したり、遠方の建物から望遠レンズを使用して建設現場を撮影する様子が映っている。

これに対して、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）には2万件に迫るコメントが寄せられている。主なコメントには、「北京五輪の開幕式でも韓国のテレビ局が盗撮してたな」「韓国は本当に恥知らず。何でもコソコソやる」「わが国の国家安全部は何か手を打つべきなんじゃないのか？」といった批判の声がある一方、「大したことはない。米国の衛星が毎日、頭の上を飛んでる」「もともと隠すつもりもない」といった声も聞かれた。（翻訳・編集/北田）