セウォル号惨事当日の「朴大統領の行動」公開訴訟、裁判所が判決宣告期日を急きょ延期=韓国ネット「悪あがきはよして」「韓国だけが可能なこと…」

Record China    2016年1月21日(木) 17時10分

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21日、韓国セウォル号惨事が起こった当日の朴槿恵大統領の行動についての情報公開を求めた行政訴訟で、裁判所が判決宣告期日の2日前に弁論の再開を決定した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真はソウルの犠牲者追悼。

2016年1月20日、韓国・ハンギョレによると、韓国セウォル号惨事が起こった当日の朴槿恵(パク・クネ)大統領の行動についての情報公開を求めた行政訴訟で、裁判所が判決宣告期日の2日前に弁論の再開を決定した。

ハンギョレが、セウォル号惨事が起こった2014年4月16日の朴大統領の行動などに関する情報に対する非公開処分を決めた大統領府を相手に起こした訴訟で、ソウル行政裁判所は19日、弁論の再開を決定し、21日に行う予定だった判決宣告を延期した。

弁論再開を決めた理由について、裁判所は「非公開調査のため、朴大統領への書面報告の資料を提出するよう求めたが、大統領府は拒否した。しかし、大統領府はその資料が情報公開法20条3項『情報の提出を免れうる理由』に該当することをまだ立証していない」と説明した。大統領府は、「資料の中に個人に関する事項が含まれているため、公開すれば『私生活の自由』を侵害しかねない」との理由で非公開処分を決定したと主張している。

しかし、韓国内からは「敏感な事件に対する判決を宣告する裁判所が負担を感じ、わざと延期したのではないか」、「大統領府が立証できなければ裁判所が公開判決を下せばいいだけ。大統領府の目を気にしているのか、裁判所はとても消極的な対応をしている」などと指摘する声が出ているという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「よっぽど公開されたくない秘密があるようだ」

「当日に一体何をしていたんだ?」

「朴槿恵政府に裁判官らを操る才能があるのか?それとも裁判官らが自ら朴大統領にへつらっているのか?」

「隠されているよりは、『仕事をサボっていました』と正直に言われた方がいい」

「大統領は公職者なのに、勤務時間の行動を公開しないなんてあり得ない」

「全国民が知りたがっていること。悪あがきはよして」

「韓国だけ、それも朴大統領だけが可能なこと。外国だったら朴大統領は今ごろ、牢屋にいるかもしれない」

「セウォル号事件当日、朴大統領が国民にとって良いことをしていなかったことだけは確かだね」

「『セウォル号』は聞き飽きた。もう終わりにしてくれ」(翻訳・編集/堂本

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