中国唯一の南極考査船「雪龍号」が上海を出航―中国

Record China    2007年11月12日(月) 17時45分

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12日午前、中国唯一の極地砕氷船「雪龍号」が上海市・外高橋の極地考察基地専用埠頭から船出した。地震観測、光学天文実験観測を含む考査期間はは5か月に及び、帰港は来年4月18日を予定。

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2007年11月12日午前、中国新聞網によると、中国唯一の極地砕氷船「雪龍号」が上海市・外高橋の極地考察基地専用埠頭から船出した。雪龍号は、南極に向けて24回目の科学考察任務を背負っている。

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1993年にウクライナのケルソン造船所で建造された雪龍号は中国に輸入された後、基地考察船として改造された。全長167m、幅22.6m、深さ13.5m、満載排水量2.1万トン、続航力2万海里、128名収容のB1級砕氷船で、最新式のナビゲーターと自動操縦系統、通信系統を有している。

また、2台のヘリコプター発着設備と格納庫、十全な医療設備と娯楽施設まで備えている。さらに、大気学、水文学、生物学、データ処理と4つのセンターを船上に設置し、気象分析や海洋物理、化学、生物、地質など一連の科学考察実験室機能を担っている。

雪龍号の船長沈権(シェン・チュワン)氏によると、乗務員は91人の科学考査隊員、40人の船員、その他50人のスタッフで構成され、科学研究各領域の第一人者が揃っているという。地震観測、光学天文実験観測を含む考査期間はは5か月に及び、帰港は来年4月18日を予定している。(翻訳・編集/愛玉)

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