脳死判定の基準づくりと臓器移植の法整備進む―中国

Record China    2007年11月14日(水) 9時36分

拡大

中国で脳死判定の基準づくりが進んでいる。中国政府は観光名目の臓器移植手術のための出入国に反対、法整備も進んでいる。資料図。

2007年11月12日、新華網の報道によれば、国家衛生部スポークスマンの毛群安(マオ・チュンアン)氏が定例記者会見において、中国が技術的な角度から脳死の判定基準を制定しようとしていることを明らかにした。現在、専門家レベルで脳死判定基準制定のための作業が進んでいるという。

また毛氏は、観光を名目とした臓器移植のための出入国はWHOおよび他の国々が遵守している共同原則に反しており、中国も観光を名目とした臓器移植に反対していること強調した。

臓器移植に関して、国家衛生部からはすでに規定が公布されており、臓器移植手術を行うすべての医療機関は、外国人居住者が臓器移植を行う場合も含め衛生部による審査が必要となり、認可を受けた医療機関に対しても厳格な管理監督体制が敷かれることとなりそうだ。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携