Record China 2007年11月14日(水) 14時7分
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12日、河南省鄭州市で、「全国農村人口一人っ子政策実施会議」が開催され、国家人口一人っ子政策委員会の張維慶主任は、農村部で出生性別比の不均衡が極めて高い水準を保っていることを明らかにした。
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2007年11月12日、河南省鄭州市で、全国農村人口一人っ子政策実施会議が開催された。席上、国家人口一人っ子政策委員会の張維慶(チャン・ウェイチン)主任は農村部で人口出生性別比の不均衡が極めて高い水準を保っていることを明かした。
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通常、新生児の性別比は女児100人に対し、男児103から107人と言われている。しかし、中国の全国平均は119.58人を大きくその値を超えている。農村に限定した場合は122.8人とその数値はさらに高まる。この傾向は1980年代より継続しており、20歳から45歳までの男性数は女性より1800万人も多い。この数は2020年には3000万人を超えると見られている。
性別比の不均衡は農村を中心に男児を好む伝統が強く残っていることに由来する。中国政府は、男児を重んじる旧来の風習を変える啓蒙活動、出産前性別診断の禁止など対策を打ち出している。(翻訳・編集/KT)
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