中国人民解放軍に5つの戦区が発足、習主席「いかなる時も戦争に入れる態勢を」=米国ネットでは習主席の支配強化に反応する声も

Record China    2016年2月2日(火) 9時30分

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1日、中国人民解放軍戦区成立大会が北京で行われ、新しく5つの戦区が発足した。写真は習近平国家主席。

2016年2月1日、中国人民解放軍戦区成立大会が北京で行われ、新しく5つの戦区が発足した。AP通信などが伝えた。

中国人民解放軍戦区成立大会に出席した習近平(シー・ジンピン)国家主席は、新たに発足した東部、西部、南部、北部、中部の5つの戦区の司令官と政治委員に軍旗を授与した。習主席は「それぞれの戦区が軍隊を指揮し、いかなる時も戦争に入れる態勢でいなければならない」と訓示した。習主席は軍の組織改革を進めており、先月には軍の4つの総部を解消し、新たに15部門を新設したほか、30万人の人員を削減する計画も表明している。

この報道に、米国ネットでは「私たちにとってはいいニュースだ。人民解放軍はかつて自主性が強みだった」「米テキサス州のウォルマート襲撃を計画しているなら、もっと弾丸を買うといいよ」「これは習主席が軍への支配を高めるやり方だ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)

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