80%がパクリ?クリス・フィリップスが嘆く音楽業界―中国

Record China    2007年11月16日(金) 11時52分

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6年ぶりのニューアルバムを発表したクリス・フィリップス。今の中国音楽業界は創造性に欠けていると嘆いている。写真は新曲『男人不壊』のMVでのクリス・フィリップスとファン・ビンビン。

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2007年11月13日、台湾出身のベテラン歌手クリス・フィリップス(費翔)が先日、6年ぶりとなるニューアルバムを発表した。収録曲『男人不壊』のプロモーションビデオでは、ファン・ビンビン范冰冰)と共演している。

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現在、一年の3分の2の時間を中国で過ごす彼は、中国芸能界の状況を把握したようだ。「今人気のオーディション番組はほとんど見たし、審査員のオファーもあったけど、全て断った。選考結果と歌の実力がマッチしているように思えないから」と語るクリス。

そんな彼が強く感じているのは、音楽関係者の歌手に対する要求が十数年前と大きく変わったということ。最近のクリエーターは、80%もの時間を“真似”に費やし、“創作”といえる時間は20%程度しかないという。「僕のやり方は、スピードを重視する今のマーケットの要求には合わないかもしれない。それでも僕は僕のやり方で、“本当の音楽”を提供していきたい」というクリスの言葉が印象的だった。(翻訳・編集/荒井留衣)

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