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12日、江蘇省南京市の獅子山一帯で、先ごろ発見された春秋戦国時代(紀元前770〜紀元前221年)の大型墳墓の発掘作業が行われた。
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2007年11月12日、江蘇省南京市の獅子山一帯で、先ごろ発見された春秋戦国時代(紀元前770〜紀元前221年)の大型墳墓の発掘作業が行われた。
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南京市博物館考古部のスタッフが多数の労働者を伴ない発掘に当たっており、作業はすでに半月ほど行われている。同博物館の考古学専門家によると、墳墓は高さ7.2m、幅54m。春秋戦国時代の貴族の墓だと見られている。05年にも同省鎮江市などでもいくつか墳墓が発見されているが、ここまで大きい墳墓を発掘するのは南京では初めてだという。
墳墓には3か所で穴が見つかっており、一番大きいもので直径2.6mもある。専門家の分析によると、これらの穴は別々の時期に盗掘に遭った跡だという。(翻訳・編集/藤野)
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