通行人ビックリ！現代中国型ビジネスマンは点滴棒を抱えながら働く？―広東省東莞市

2007年11月13日午前10時ごろ、広東省東莞市の通りを点滴を背負いながら歩く男性がいた。

男性は病院着を着ており、頭にネット包帯を巻いた痛々しい姿。右手で点滴棒を抱え、肩にはビジネスバッグを提げている。空いた左手で携帯電話を持ち、忙しそうにメールを打っている。

男性に話を聞いたところ、「なんてことはないよー。病院が嫌になっちゃって抜け出して来たんだ」とあっけらかんと話していた。数日前にケンカで頭を殴られて怪我をし、近くの病院に入院していたが、取引先からの電話を受け、隙を見て抜け出してきたのだという。道行く人はみな驚き、自分の目を確かめるように何度も振り返っていた。（翻訳・編集/藤野）