チベット鉄道（青蔵鉄道）がチケットの予約販売を全面停止

青蔵鉄道会社は、団体チケットの予約および販売を、

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全面的に停止することを発表した。関係者の話によると、7月1日の試験運転開始から青蔵鉄道を利用する旅の人気は、まさに鰻登り、中には、業者が大量に団体チケットを購入し、プレミアムを付けて高値で、売りさばくというケースも少なくないという。そのため、青蔵鉄道会社は、一般客のチケット購入を保証するために、この措置に踏み切ったという。また、チケット購入枚数にも制限を加え、特等寝台車、一般寝台車のチケットは一人当り2枚まで、自由席は一人当り3枚までとした。これから、チベット旅行は、格好のベストシーズンを迎える2006年の夏に向けて、チベット旅行は、そのブームに一層の拍車がかかるとみられている。ところで、この青蔵鉄道は、正式には２００７年７月の開通となる。現在はテスト運行を重ね、本格的運行に備えた、いわば試運転中の期間で、世界中から注目を浴びる青蔵鉄道であるからこそ、1年後の正式開通に向けた、鉄道サービス提供のノウハウ、鉄道沿線における観光客を迎える施設の充実など、まだまだクリアしなければならない課題が山積しているようだ。