50年に一度の秋の大旱ばつ、長江が全面的な渇水に―中国

Record China    2007年11月21日(水) 16時15分

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50年に一度という秋の旱ばつの影響で長江の水位が大幅に下がり、全面的な渇水期に入った。浅瀬が増えたことで船舶の通航にも影響が出始めている。写真は湖北省武漢市の長江。

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2007年11月20日、新華社の報道によれば、11月に入って長江下流域で水位が急速に下がり、全面的な渇水期に入った。中流に浅瀬が出現し、船舶の通航に支障が出始めているそうだ。

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長江流域が50年に一度と言われるほどの秋の大旱ばつに見舞われた影響で、11月以来、長江中・下流の水位が急速に下がり、中流の湖北省沙市太平口など各水道の航路に相次いで浅瀬が出現し、船舶の通航が厳しいものになってきている。沙市の水位は例年よりも1m前後も低い。

武漢航路局の王先登(ワン・シエンデン)局長の説明によれば、11月14日以来、太平口水道で浚渫船3隻による土砂除去を開始しており、船舶の安全な航行の確保に尽力しているそうだ。除去作業期間中、太平口水道では毎日午前9時から午後1時まで船舶の航行が禁止されている状況となっている。

また、湖北省監利県など他の水道でも浚渫船2隻による土砂の除去作業が進められており、長江海事部門はこれに合わせて巡視艇を派遣して運航整理を行っているという。

現在、航路部門からは長江中流水道の土砂除去に5隻の浚渫船が作業に当たっており、これにより一日に1万5000立方メートルの土砂を除去、累計60万立方メートル近い土砂を除去しており、船舶の通航を確保したそうだ。(翻訳・編集/岡田)

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