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11日、韓国のイ・セドル九段が人工知能「アルファ碁」に2連敗を喫したことについて、韓国の弁護士は「グーグルはイ・セドルに謝罪すべきだ」と主張している。写真は囲碁。
2016年3月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のトップ棋士イ・セドル九段がグーグルの子会社である英国のディープマインド社が開発した人工知能(AI)コンピューターソフト「アルファ碁」に2連敗を喫したことについて、韓国の弁護士は「グーグルはイ・セドルに謝罪すべきだ」と主張している。環球時報が伝えた。
10日に行われた第2局に敗れて2連敗となったイ九段は、対局後「言葉がない。完敗だった」と呆然とした様子で語った。対局は5局行われるが、イ九段は2敗で後がない。
こうした状況を事前に予測していたのが、韓国のIT専門弁護士・田石鎮(チョン・ソクジン)氏だ。田氏は約1カ月前の2月9日にSNSで「グーグルが進めるこの対戦はインチキ。イ九段が5局すべてで負けるのは決まっている」と指摘していた。
田氏は、「アルファ碁は相手の手を予測して打つのではなく、相手の手を見てから次の一手を計算するため、本当の意味での人工知能ではない」としている。また、アルファ碁はネットを通じて無限に情報を収集できる点も指摘。「グーグルはアルファ碁にブルートフォース(すべてのパターンを計算して答えを出す方法)は使用しないとしているが、ブルートフォースを使用するプログラムがアルファ碁に情報提供をしている。これは反則だ」と主張した。
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