Record China 2007年11月23日(金) 12時39分
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「全面的な小康社会の実現」に向けて、実現程度は年々スピードアップしている。このまま推移すれば2020年には目標達成が可能。資料写真。
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2007年11月22日、「中新網」が伝えた。国家統計局が21日に公表した「2006年中国全面建設小康社会進程統計観測報告」によると、2006年、中国の小康社会(衣食住が足りた次の段階、多少は豊かさを実感できる社会水準)の実現程度は69.05%に達したという。
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同報告書によると、2002年の中国共産党第16回党大会で提出された20年の長期にわたる目標「全面的な小康社会の実現」に向けて、実現程度は明らかにスピードアップしているという。具体的には2006年の小康社会の実現程度は前年比3.28ポイント上昇して69.05%となり、2000年以来上昇速度が最も速い1年となった。
統計によると、2000年の小康社会の実現程度は57.05%と推計されており、2020年の「全面的な小康社会の実現」(100%実現)との差は42.95ポイント、つまり平均毎年2.15ポイントの増加が必要という計算になる。
これに対し2000年から2006年までの小康社会の実現程度は平均毎年2.0ポイントの増加ながら、年を追うごとにその幅が拡大しており、このまま推移すれば2020年には「全面的な小康社会の実現」を達成することは可能である、と同報告書は指摘している。(翻訳・編集/HA)
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