「世界に影響を与えたコスチュームベスト10」に毛主席愛用の「中山服」―英国

Record China    2007年11月24日(土) 18時30分

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11月23日、中国のニュースサイトの報道によると、英国で企画された「世界に影響を与えたコスチュームベスト10」のひとつに、故毛沢東主席も愛用した「中山服」が選ばれた。写真は中国国内で展示されている中山服。

2007年11月23日、中国のニュースサイト「中新網」の報道によると、英国で企画された「世界に影響を与えたコスチュームベスト10」のひとつに、故毛沢東主席も愛用し、中国の国民服と言われた「中山服」が選ばれ、展示された。

「中山服」の原型は、孫文(孫中山)がデザインしたとされ、上着は折り襟で5つボタン、上下左右にポケットが4つあるのが特色。故毛沢東主席も愛用し、かつて毛沢東主義を信奉していた各国のマオイストもこぞって着用したので「世界に影響を与えた」と評価されたようだ。中国国内でも1980年代初め、改革開放が始まるまではほとんどの国民が着ており、「人民服」とも呼ばれた。

今回、展示された「中山服」以外の主なコスチュームと選考理由は以下の通り。

一、リチャードギアが映画「アメリカン・ジゴロ」で着用したスーツ。ジョルジオ・アルマーニがデザインしたスーツは、スーツの持つ伝統的な柔らかさとともに男性の持つセクシーさを強調して見せた。

一、マレーネ・ディートリッヒのスーツ。ディートリッヒは初めて男性用スーツを身にまとった女性スター。その後マドンナ、ダイアナ妃など数多くのスターやデザイナーがこの流行を取り入れた。

一、ケイリー・グラントが映画「北北西に進路を取れ」で着用したスーツ 。当時最も流行した映画でグラントが着ていたグレーのスーツは今なお廃れていない。

一、チャップリンの浮浪者の格好。チャップリンが映画の中でいつも着用していた窮屈そうな礼服とダブダブのズボンは、彼独特の動きとあいまって喜劇史に燦然と輝いている。(翻訳・編集/HA)

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