中国で出回る電気毛布は75%が不良品、178度まで上昇するものも―香港紙

Record China    2016年3月25日(金) 14時10分

拡大

22日、中国で市場に出回っている75%の電気毛布が不良品であることが分かった。写真は電気毛布。

(1 / 2 枚)

2016年3月22日、香港・東方日報によると、中国で市場に出回っている75%の電気毛布が不良品であることが分かった。

その他の写真

中国家庭用電器研究院は「感電」「発火」という電気毛布事故の二つの主なケースについて分析するため、スーパーや市場などから45のサンプルを集め、「表示と説明」「出力効率と電流」「発熱」「強度」「構造」「耐熱」の6項目について検査したところ、34のサンプルが国の基準を満たしていないことが分かった。

検査では、折りたたまれた状態の電気毛布に通電して3時間放置したところ、温度が178度まで上昇し、防炎材に大きな穴が開いたケースもあった。また、8サンプルが漏電しやすい製品だった。同研究院の張兆明(ジャン・ジャオミン)研究員は、「電気毛布の部品の質が悪ければ事故につながる可能性が高い。不合格のサンプルのほとんどで安価な電熱線が使用されている」と指摘している。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携