不法栽培のケシ1万5千本を押収―黒龍江省公安庁麻薬撲滅隊

2006年7月11日、黒龍江省（こくりゅうこうしょう）公安庁麻薬撲滅隊の全警察官が総出動し、新興林場（シンシンリンチャン）内、約2000m2の畑に不法に栽培されていたケシ1万5千本を押収した。今年4月に入ってから、ケシ栽培を根絶する目的で、10ヵ所、およそ5万ヘクタールの営林場を調査したところ、この営林場の一角に、2000m2のケシ畑を発見したという。警官全員の出動により、1時間足らずで、ケシの取り除き作業は終

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了した。黒龍江省では、ケシ栽培の取締りを強化した結果、大規模な栽培は見当たらなくなったものの、各地では、依然として小規模の栽培が後を絶たない。「麻薬の完全撲滅には、まだまだ時間がかかる」と、麻薬撲滅隊の崔存徳（ツイツンドゥー）隊長は、その難しさを指摘している。