新国立競技場当初案をデザインのザハ・ハディド氏死去、中国から哀悼の声=「天国では白紙撤回のような不愉快なことはない。安らかに眠ってほしい」

Record China    2016年4月1日(金) 10時10分

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3月31日、2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の当初案をデザインしたザハ・ハディド氏が同日心臓発作のため米・マイアミの病院で亡くなった。65歳だった。写真は「銀峰SOHO」。

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2016年3月31日、2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の当初案をデザインしたザハ・ハディド氏が同日心臓発作のため米・マイアミの病院で亡くなった。65歳だった。

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ザハ氏はイラク出身の英国人で、新国立競技場のデザインを手掛けるも建設費が大幅に膨らんだことから白紙撤回された。ザハ氏は北京のオフィスビル「銀峰SOHO(旧名:望京SOHO)」をデザインしており、同ビルは2015年に世界で最も優れた高層建築を選定する「エンポリス・スカイスクレイパー賞」に選出された。新国立競技場のデザインに対しては「美しい。この建築士は天才だ」といった称賛の声も少なくなかったこともあり、彼女の訃報に哀悼の意を表する声が数多くネットに投稿されている。

中には、報道があったのが4月1日だったために「エイプリルフールの冗談だと言ってほしい」と悲しむ声や、「天国ではデザインの白紙撤回のような不愉快なことは起きないと思う。安らかに眠ってほしい」とさまざまな声が寄せられている。(翻訳・編集/内山

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