スパイ活動で服役中のチベット政治犯が緊急入院、拷問受けた可能性も―米メディア

Record China    2016年4月6日(水) 16時0分

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5日、「スパイ活動」にかかわったとして有罪判決を受け服役中のチベットの政治犯、耶喜曲珍(Yeshe Choedon)氏が再び緊急治療のため入院した。刑務所内で拷問を受けた可能性もある。資料写真。

2016年4月5日、「スパイ活動」にかかわったとして有罪判決を受け服役中のチベットの政治犯、耶喜曲珍(Yeshe Choedon)氏が再び緊急治療のため入院した。刑務所内で拷問を受けた可能性もある。米ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)が伝えた。

チベット・ポスト・インターナショナル紙が5日、信頼できる情報として伝えた。

同紙によると、医師だった耶喜曲珍氏は2008年3月、機密を外部に漏らしたとして逮捕され、09年11月にラサの裁判所から懲役15年の判決を言い渡された。

ラサ近郊の曲水刑務所に服役していた耶喜曲珍氏は12年にも健康状態が悪化したため病院に運ばれている。

同刑務所は1965年に開設され、囚人約1000人の大半が政治犯だという。劣悪な環境が以前から指摘されている。(翻訳・編集/柳川)

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