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11月29日、南京民間抗日戦争史料陳列館の呉先斌館長は、同館が南京爆撃の惨状を記録する貴重な写真アルバムを収集したことを発表。南京市民による爆撃の写真は少なく、極めて貴重な史料価値を持つという。
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2007年11月29日、南京民間抗日戦争史料陳列館の呉先斌(ウー・シエンビン)館長は、同館が南京爆撃の惨状を記録する貴重な写真アルバムを収集したことを発表した。
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これらの写真は、当時、南京救国会に所属し、抗日運動に従事していた薛葆寧(シュエ・バオニン)により撮影されたもの。アルバムには南京爆撃の惨状を記録した12枚の写真のほか、薛の写真も数多く収められている。江蘇省社会科学院歴史研究所の王衛星(ワン・ウェイシン)副所長によると、南京爆撃の写真は日本軍機から撮影されたものが多く、南京市民による写真は極めて希少だという。
今年は南京爆撃、そして南京大虐殺から70周年という記念すべき年で、当時を回顧するさまざまなイベントが企画されている。(翻訳・編集/KT)
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