「インドは中国けん制の“先鋒”ではない」=インド高官が相次ぎ中国と接触―海外メディア

Record China    2016年4月18日(月) 23時50分

拡大

18日、環球時報は複数の海外メディアの報道を引用し、インドの高官が相次いで中国政府高官と接触すると報じた。資料写真。

2016年4月18日、環球時報は複数の海外メディアの報道を引用し、インドの高官が相次いで中国政府高官と接触すると報じた。

パリカル国防相は16日から5日間の日程で中国を訪れている。インド英字紙タイムズ・オブ・インディアによると、パリカル氏が国防相として中国を訪問するのは初めて。インドの国防相の訪中は3年ぶりで、中国との国防面での関係を強化するのが狙い。別のインドメディアは「パリカル氏はインドが中国を敵とみなしていないことを伝える考え」と報じている。

このほか、スワラージ外相はロシアのモスクワで開かれる外相会合に中国の王毅(ワン・イー)外相とともに出席し、ドバル国家安全保障顧問は中国の楊潔●(ヤン・ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり)国務委員と近く単独で会談する予定だ。

これらの動きについて、印英字紙デカン・ヘラルドは「米国との関係を強化したインドは高官による訪中や会談で中国の怒りを鎮めようとしている」と指摘しており、米軍事専門紙ディフェンス・ニュースもアナリストの話を引用する形で「米国がアジア太平洋地域で中国をけん制する上での“先鋒”ではないことを表明しようとしている」とした。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携