Record China 2007年12月5日(水) 11時5分
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12月4日、中国の国家品質監督検査検疫総局は急増する日本産牛肉の密輸に対する取り締まり強化を発表。一般旅行客を運び屋とする手法が横行し、この半年で3100kgの密輸が発見されている。資料写真。
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2007年12月4日、中国国家品質監督検査検疫総局は急増する日本産牛肉の密輸取り締まりに対し厳しい態度で臨み、中国食肉製品の安全と国民の健康を守ると発表した。
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今年6月2日〜11月21日、上海市虹橋国際空港では30kg以上の日本産牛肉の密輸33件を摘発した。押収された牛肉は累計3100kgに及ぶ。今年、中国の食品安全検査が厳格化され、大量の密輸された日本産牛肉が押収・廃棄された。それに伴い、合法的に輸入された日本産牛肉の相場も上昇し、一般の国産牛肉の十数倍〜数十倍の価格で取引されている。
価格上昇を受け、密輸組織もその動きを活発化させている。近年増加しているのは組織自体が牛肉を運ぶのではなく、一般の旅行者を使いトランクやリュックなどに隠して運搬する方法。運び屋は日本人・中国人を問わず、さらには老人・女性・学生などさまざまな人間を雇用しているという。
中国は日本を狂牛病危険地に指定しており、日本産牛肉及び関連製品の持ち込みを禁止している。(翻訳・編集/KT)
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