＜北京五輪＞弁当配送に新兵器、専用車を公開！男女別、観客向け販売など工夫もさまざま―中国

2007年12月、北京五輪で提供される弁当についての情報が公開された。専用の配送車が準備され、新鮮かつ健康に配慮した弁当が提供されるという。

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今夏、北京市で開催されたプレ五輪大会「グッドラック北京」で、弁当配送の新兵器・専用配送車が登場した。1台あたり150万元（約2250万円）で製造されたこの車両には2000個の弁当を収容できる冷蔵庫が設置されている。猛暑の北京でも新鮮な状態で保存され、弁当の賞味期限を15日にまで延ばすことが出来るという。また長さ8．5mのトンネル型電磁レンジも完備、効率のいい加熱が可能で1時間で2000個の弁当の加熱が可能だという。

五輪に提供される食事は中華料理がメインだが、寿司・欧風料理といった外国の料理も準備される予定だ。猛暑の北京で汗をかくことを想定、塩分を少し多めにするなど健康にも配慮されている。また、食事量を勘案して、男性用・女性用の2種類を用意。男性用は主食が多く、女性用は野菜が多くなるという。弁当は選手・スタッフに提供されると同時に観客向けにも販売される。物価の大幅な変動がなければ、価格は1食あたり17元（約260円）になる見込みだ。（翻訳・編集/KT）