Record China 2007年12月7日(金) 0時5分
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12月4日、人民日報は「誰が楼蘭を苦しめるのか?」との記事を掲載、違法に訪れた日本人観光客により遺跡が大きな被害を受けていることを伝え、大きな反響を呼んでいる。写真は同紙の趙亜輝記者提供。
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2007年12月4日、人民日報の記者・趙亜輝(チャオ・ヤーフイ)は「誰が楼蘭を苦しめるのか?」と題した記事を発表、違法に訪れた日本人観光客により遺跡は大きな被害を受けていることを伝えた。同記事は大手ポータルサイトに転載され大きな反響を呼んでいる。
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楼蘭遺跡は新疆ウイグル自治区のロプノール湖畔に位置する。楼蘭はかつてシルクロード交易で栄えた都市国家だが、19世紀に遺跡が発見されて以来、重要な文物が多数発見された。NHKの番組「シルクロード」で取り上げられたこともあり、日本でも高い知名度を誇る。
現在、外国人の立ち入りは禁止されているが、たびたび日本人旅行客が訪れているという。ツアーガイドによると、正式な許可は受けていないものの1人1万元(約15万円)を支払うことで遺跡を管理する文化体育局は立ち入りに同意しているという。
同遺跡は観光地化されておらず、管理者がいない野放し状態となっている。そのため観光客は落ちている陶片を持ち帰ったり、遺跡に排泄するなど好き勝手に振る舞い、大きな被害が出ている。(翻訳・編集/KT)
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