中国版「もったいない精神」？！国家指導者の食事がより質素に―北京市

2007年12月、北京市の人民大会堂弁公室の魏学東（ウェイ・シュエドン）主任はさきごろ国家主催の食事会のメニューが「料理4品スープ1品」から「料理3品スープ1品」へと変更され、さらに倹約を重んじるものに変わったと語った。

【その他の写真】

中国の食事会・宴会といえば、テーブルに載りきらないぐらい大量の料理が並ぶのが一般的だ。しかし、国家主催の食事会では「料理4品スープ1品」という質素なメニューが一般的だった。これはかつて周恩来首相が定めたもので、倹約精神を示すものだという。

先日、メニューの規約が改定され、料理が1品減ったという。国の指導者層が模範を示すことで、国民にも倹約精神が広まることが期待されると、魏主任は話している。（翻訳・編集/KT）