Record China 2014年11月10日(月) 18時20分
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6日、先ごろ行われた調査によると、外国人人材を中国に呼び込むには、環境の改善が大きな課題であり、多くの外国人が言語面でも困難を感じていることがわかった。写真は米国男性と中国人の結婚式。
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2014年11月6日、先ごろ行われた調査によると、外国人人材を中国に呼び込むには、環境の改善が大きな課題であり、多くの外国人が言語面でも困難を感じていることがわかった。参考消息が伝えた。
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外国人人材に関する業務を管理する政府機関の「国家外国専家局」の関連組織と人材マッチングサイトの「キャリアビルダー」が行った調査によると、約3000名の調査対象のうち、3分の2が現在中国で就労している。残り3分の1は、キャリアビルダーに登録している求職者で、現在は中国に居住していない。
75%近くの回答者は、中国語がまったく話せず、流ちょうに話せると回答したのはわずか5%だった。42%が、最大の問題は生活環境であると回答した。
調査の結果、「外国人人才は中国の環境が長期居住に向いていないと考えている」との結論が出たが、環境問題が中国を敬遠する要因になっているとの調査結果は今回が初めてではない。
調査対象は米国人が29%と最も多く、英国人の14%、ドイツ人の12%が続く、他にはフランス、ベルギー、カナダなどがあった。キャリアビルダーの担当者によると、調査は中国企業に外国人の要求と、実際に直面している困難を理解してもらうために行ったものだという。
中国に来た理由については、70%が「経済発展を見込んで」と回答、半数近くが中国の歴史と文化に関心があることが理由となっていると述べた。また、約45%が「中国には就職のチャンスが多いから」と回答している。
人気が高いのはIT、製造業、エンジニアリングで、約57%が北京や上海といった大都市に住みたいと考えていることがわかった。また、外国人にとっては言語と環境以外にも、ビザ申請手続きの遅さや不透明さが問題となっており、就労ビザの更新が非常に面倒だとの声が上がっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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