<早分かり>取り締まり強化も止まらぬ殺そ剤中毒―小学生即席めん中毒死事件

Record China    2007年12月10日(月) 13時34分

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2007年12月、雲南省の小学生中毒死事件は殺そ剤が原因だったことが明らかとなった。中国政府は相次ぐ殺そ剤中毒に取り締まりを強化しているが、いまだ成果はあがっていない。写真は殺そ剤。

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2007年12月、3日発生した雲南省昭通市魯甸県楽紅郷楽紅村で通学途中に即席めんを食べた小学生4人が中毒死した事件で、死因は豚の油かすが殺そ剤の付着したビニール袋に入れられていたことだったという。中国政府は相次ぐ殺そ剤中毒に取り締まりを強化しているが、いまだ成果はあがっていない。

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ネズミ害が深刻な中国では対策として殺そ剤が広く使用されている。しかし、03年には即席めん製造過程で殺そ剤が混入、幼稚園児が死亡するなどの中毒死事件が相次いでいるほか、殺人事件に利用されるケースも少なくない。

政府は強力な殺そ剤テトラミンの製造・販売を禁止、また農薬の販売所を許可制にするなど取り締まりを強化している。今年12月、武漢市では違法に殺そ剤を販売している店舗の取り締まりを強化、通報者に100元(約1500円)の懸賞金を与えることを発表した。(翻訳・編集/KT)

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