「訪米して出産」がブームに?国籍・医療条件が大きな魅力―アメリカ

Record China    2007年12月11日(火) 12時48分

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アメリカへ出産に赴く中国人が増えているそうだ。子供をアメリカ人として生んだり、医療制度の利用を見込んでのことのようだ。写真はニューヨークの中華街。

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2007年12月7日、『美国之音』(ヴォイス・オブ・アメリカ)の報道によれば、近年、アメリカへ出産に訪れる中国本土、台湾、香港の人が増えている。アメリカで出産する理由は、アメリカの出生地主義によりアメリカの市民権を求める人や、その進んだ医療を理由とする人、経済的条件による医療費の問題を米国で出産することで解決しようとするなどのようだ。

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ロサンゼルスのある中国系住民の家ではすでに2人の親類が出産のために訪れている。話によれば、ある妊婦はアメリカに到着するとMedi-Cal制度(カリフォルニア州の低所得者向け保険サービス)に申請し、出産費用を保険で全額負担することで、まったく“自腹を切らない”という周到ぶりだったという。ロサンゼルス市病院にはATP(Ability To Pay)制度があり、医療費用の支払い能力のない人は、この制度によって一部負担や支払わなくとも済む場合もあるという。

アジア地域からアメリカへ出産に赴く人が多くなったことで、こうした流行に乗ろうとする商売も次第にあらわれてきており、ロサンゼルスでは関連サービスを始める人も出てきているそうだ。(翻訳・編集/岡田)

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