秦淮灯会が世界無形文化遺産に申請へ

人民網日本語版    2016年4月27日(水) 19時4分

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人民日報海外版の報道によると、秦淮灯会のユネスコ「人類無形文化遺産代表リスト」申請の事前準備作業が、先日正式に始まった。

江蘇省南京市秦淮区への取材によると、秦淮灯会のユネスコ「人類無形文化遺産代表リスト」申請の事前準備作業が、先日正式に始まった。順調に進めば、今年末までに国家文化部(省)のユネスコ「人類無形文化遺産代表リスト」候補リストに申請され、早くて2年以内にユネスコに提出される。人民日報海外版が伝えた。

秦淮灯会は悠久の歴史を誇るのみならず、新年における南京独特の風景となっている。80年代中ごろから復活して毎年行われるようになっている。また、かつては夫子廟エリアに集中して開催されていたが、今では秦淮河東西両側の中核地域にまで広がっており、秦淮灯もかつて手作りのものだけにたよっていたのが、今では近代的大型景観灯に発展し、南京の切り紙、空竹、縄結、彫刻といった複数の民間芸術を融合し、南京の伝統的風習の中でも独自の文化的光景となっている。

2006年、秦淮灯会は国務院に第一陣国家級無形文化遺産リストに認定されている。この点も秦淮灯会のユネスコ無形文化遺産リスト申請に良好な基盤と条件を提供している。江蘇省文化庁の馮錦文・元無形文化遺産課課長は、秦淮灯は全国の同類の活動の中でも最も影響力と代表性を有する点や、「人類代表作」と「優秀な実施例」という二つの属性を有するという点、参考可能な同類の申請書類と経験がある点等、申請に多くの有利な条件を備えていると紹介した。江蘇省文化庁と南京市政府調印の文化発展戦略協力協定でも、明確な支持が得られている。(編集MI)

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