Record China 2007年12月16日(日) 23時25分
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12月14日、世界初の遺伝子組み換えウサギのクローンが9月に中国で誕生していたことがわかった。研究グループの鑑定で、元のウサギに組み込まれた遺伝子がクローンにも確認されたため、公表した。写真は02年に広西大で誕生したクローンウサギ。
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2007年12月14日、科技日報が伝えたところによると、今年9月、中国で世界初となる遺伝子組み換えウサギのクローンが誕生していたことが明らかとなった。
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クローンウサギは、上海交通大学医学院付属新華委員発育生物研究センターと中国農業科学院北京畜牧獣医研究所国家畜禽憤死遺伝育種センターが共同で研究。今年9月14日に誕生し、生育は順調。このほど遺伝子鑑定の結果が分かり、元のウサギに組み込まれた緑色蛍光タンパク質の遺伝子がクローンウサギにも確認されたため、公表に踏み切った。
動物の遺伝子組み換え技術は成功率が低いのが難点だが、組み換え後、クローンを作ることができれば、遺伝子組み換え動物を大量に生み出すことができる。ウサギは実験動物として頭数の確保が重要であるため、今回の遺伝子組み換えクローンウサギの実験成功は、今後の薬学、遺伝学研究に大きく貢献するものと期待されている。(翻訳・編集/KT)
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