2015年5月28日に中国で「STAND BY ME ドラえもん」が封切られ、日本映画としては3年ぶりの作品となったが、日中関係が楽観的な状況にない中で、上映4日間の興行収入が2億3700万元(約47億5000万円)に上り、中国本土で上映された日本映画の興行収入記録を更新する大ヒットとなった。
また、中国人観光客の「爆買い」が日本の昨年の新語・流行語大賞に選ばれたたが、中国人の購買力が日本の経済に一定の影響を与えるようになった現状のほか、日本文化のソフトパワーが効果を発揮したことも反映している。日本は中国に越され、世界2位の経済大国の座から陥落したが、「STAND BY ME ドラえもん」の大ヒットや爆買いは日本のソフトパワーが中国に与える影響の大きさを再度浮き彫りにした。
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