南宋時代の沈没船「南海1号」、いよいよ“新居”へお引越し―広東省陽江市

Record China    2007年12月21日(金) 18時11分

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12月20日、南宋時代の沈没船「南海1号」が22日に、いよいよ海中からその姿を現すことが発表された。天候と水位が良ければ26日にも、新居である「水晶宮」への入居が完了するという。

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2007年12月20日、南宋時代の沈没船「南海1号」が22日に、いよいよ海中からその姿を現すことが発表された。天候と水位が良ければ26日にも、新居である「水晶宮」への入居が完了するという。南方都市報が伝えた。

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広東省陽江市文化局の馮紹文(フォン・シャオウェン)局長は、「海のシルクロード博物館」内に作られた巨大プール「水晶宮」を眺めながら、「私達は『南海1号』に、5つ星の新居を約束します」と語った。

ガラスで覆われた「水晶宮」は、3方向から「南海1号」を見学できる作り。「水晶宮」に続く通路は、高さ20m、幅40mの広さで、天井は半円形になっている。

「水晶宮」横に作られた臨時埠頭は、すでに「南海1号」の停泊を待つだけの状態。ここから、海の水位と平行になる時を見計らって上陸させ、いよいよ新居に運び込まれるという。

「入居」後は、24時間体制で「水晶宮」の水質を海水と同じ状態に保ち、新しい環境に「なじめない」事態が起こらないよう、万全の準備が整っているという。(翻訳・編集/NN)

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