人間VS人工知能、今度はピアノで対決!勝ったのは?=韓国ネット「53本の指は反則!」「大統領ロボットを開発してほしい」

Record China    2016年5月18日(水) 9時10分

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16日、韓国メディアによると、人工知能「アルファ碁」の登場以降、“人間”の領域に挑戦する“ロボット”への関心が高まっている。そんな中、韓国で“感情”が絶対的な比重を占める芸術の分野でのロボットと人間の対決が行われた。資料写真。

2016年5月16日、韓国・東亜日報によると、人工知能「アルファ碁」の登場以降、“人間”の領域に挑戦する“ロボット”への関心が高まっている。そんな中、韓国で“感情”が絶対的な比重を占める芸術の分野でのロボットと人間の対決が行われた。

韓国の城南アートセンターで16日、英国人ピアニストのロベルト・プロッセダ氏と53本の指を持つピアノ演奏ロボット「テオ」の対決が開催された。「テオ」は2012年に英国でつくられた演奏ロボットで、頭の中には約800曲の演奏プログラムが保存されている。対決は、ショパンやモーツァルトの曲をテオとロベルト氏が交互に演奏し、お互いの演奏を評価する方式で行われた。テオはロベルト氏の演奏について、「正確な演奏は作曲家に対する礼儀だ。ロベルト氏は楽譜と全く違う演奏をした」と述べた。これに対し、ロベルト氏は「テオは失敗なく正確に演奏できるが、強弱やテンポを調節できない。また、人間の感情を感じられないため、観客と一つになることができない」と指摘した。

対決を見守った観客らは、「ロボットはまだ人間を超えられない」と評価。城南文化財団次長も、「観客の反応はロベルト氏の演奏の方がはるかに良かった」と明らかにした。対決後、ロベルト氏は「芸術の分野ではまだ、人工知能が人間を超えることはできない。人間は感情が基本だ」と話した。

この報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「芸術に正解はないのだから、ロボットとの対決が成立するわけない」

「ロボットが芸術的な感覚を持つのは難しいだろう。でも、そんなロボットもすぐに登場しそう」

「美しさと芸術の世界に関してだけは、ロボットに立ち入ってほしくない」

囲碁までは理解できるが、ピアノは絶対に無理。そんなことも分からないの?」

「ロボットにはまだ耳がないようだ。安心した」

「指は10本じゃないと!53本は反則」

「魂のない音楽は音楽と言えない」

「テオが演奏家?とても高価な録音機でしょ?」

「今以上にロボットが発達したら、人間は何をして暮らせばいい?」

「大統領ロボットを開発してほしい。朴大統領よりもロボットの方がましな仕事をしそう」(翻訳・編集/堂本

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