フィリピンで相次ぐ韓国人殺人事件、今度は50代の韓国人宣教師が犠牲に=韓国ネット「韓国人という理由で?」「企業が東南アジアに進出したせい」

Record China    2016年5月21日(土) 19時40分

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20日、韓国メディアによると、フィリピンで50代の韓国人宣教師が殺害された。フィリピンで韓国人殺害事件が起きたのは今年に入って3度目となる。この報道に、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真はマニラ。

2016年5月20日、韓国・アジアトゥデイによると、フィリピンで50代の韓国人宣教師が殺害された。フィリピンで韓国人殺害事件が起きたのは今年に入って3度目となる。

在比韓国大使館などによると、20日午前、フィリピンの首都マニラ郊外のアンチポロ地域で、韓国人のシムさん(57)が何者かに刃物で刺され死亡した。シムさんは2000年に宣教師としてフィリピンに派遣された。シムさんはこの日、教会の社宅にいたところ、室内に侵入してきた何者かともみ合いになり、殺害されたとみられている。

フィリピンでは今月17日、マニラ郊外のラグナ州で30代の韓国人チャンさんが車で連れ去られ、何者かの襲撃を受けて死亡した。また、2月にはマニラ郊外のカヴィテ州のある住宅街で、定年退職後に移民してきた60代の韓国人パクさんが刃物で刺されて死亡した。昨年は11人の韓国人がフィリピンで殺害されたという。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「イ・ジャスミン氏(フィリピン出身の韓国国会議員)!多文化社会の実現を訴える前に、フィリピンに帰って韓国人を守ってくれ」

「なぜそんな危険な国にわざわざ行ったの?」

「韓国人という理由で殺されたのか?ひど過ぎる」

「フィリピン政府は観光客誘致活動をする前に、治安維持に努めるべきでは?」

「フィリピンは治安が悪い上、韓国人に悪いイメージを持っている人が多いから」

「多くの韓国企業が東南アジアに進出したことで、東南アジアの人々に『韓国人は金持ち』との固定観念が生まれてしまった。だからこのような事件が頻繁に起こるんだ」(翻訳・編集/堂本

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