八牧浩行 2016年5月26日(木) 1時20分
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安倍晋三首相とオバマ米大統領は三重県志摩市内で会談し、在日米軍基地が集中する沖縄の負担軽減に向け努力することで一致した。資料写真。
2016年5月25日、安倍晋三首相とオバマ米大統領は三重県志摩市内で会談し、在日米軍基地が集中する沖縄の負担軽減に向け努力することで一致した。沖縄県で米軍属の男が女性を遺棄した疑いで逮捕された事件を受け、安倍首相は会談後の共同記者会見で、日本の首相として断固抗議したことを表明。オバマ大統領は「心から哀悼の意を申し上げた」と述べた。
記者会見で、オバマ大統領は米国がベトナムへの武器供与などで合意したことについて「中国への挑発ではない」と強調、「中国とベトナムが南シナ海の領有権問題などで平和的に解決することを歓迎する」と語った。
安倍首相は「中国の平和的な台頭を歓迎する」と述べたものの、同国の海洋進出について「国際法にのっとるべきで力による現状変更は認められない」と牽制した。(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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