東山君の舞台、撮影中のレオン・ライ映画と目白押しなのに…!北京オペラ「京劇」に存亡の危機!―米紙

Record China    2007年12月27日(木) 19時14分

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26日、200年の歴史を誇る北京オペラ「京劇」が存亡の危機にあると米「ロサンゼルス・タイムズ」紙が報道した。特に若者の京劇離れが目立つという。

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2007年12月26日、200年の歴史を誇る北京オペラ「京劇」が存亡の危機にあると米『ロサンゼルス・タイムズ』紙が報道した。特に若者の京劇離れが目立つという。『青年参考』が伝えた。

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200年の歴史を誇る中国の伝統芸能「京劇」。欧米では「北京オペラ」と呼ばれている。70年以上も前、有名な女形の梅蘭芳(メイ・ランファン)が初めて米公演を成功させ、海外でも一気にブレイクした。

「京劇」を舞台にした映画や舞台は多々ある。有名なところでは、張国栄(レスリー・チャン)主演の『さらば、我が愛〜覇王別姫』。日本でも来年、東山紀之主演で同名の舞台が上演される。また陳凱歌(チェン・カイコー)監督の『梅蘭芳』も黎明(レオン・ライ)主演で撮影中だ。

ところが先日北京にオープンしたばかりの京劇専用「梅蘭芳大劇場」には、空席が目立つ。ついにはチケット代を値下げするという緊急措置まで取られた。今や観客のほとんどが年配の熱心な愛好者か旅行中の外国人となり、若い人には「古臭い」と敬遠されるという。後継者も育たない事態というから深刻だ。

中国では今、この伝統芸能を守ろうという動きが活発だ。京劇が再び「文化の王様」に返り咲く日は来るのだろうか?(翻訳・編集/NN)

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