<お宝>鑑定不能!華僑が国宝級の逸品を祖国に寄付―陝西省西安市

Record China    2007年12月27日(木) 21時7分

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26日、長い年月を経て「国宝級」のお宝が祖国に帰ってきた。写真はそのお宝である五重塔の「釈迦牟尼仏舎利」。ある華僑が、祖国のために寄付した。

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2007年12月26日、中国僑ネットによると、華僑の王崇仁(ワン・チョンレン)さんがコレクションの「五重舎利塔」を祖国に寄付すると発表した。専門家によると、中国五代から宋代に作られた釈迦牟尼仏を奉ったもの。その価値は国宝級という。中国新聞ネットが伝えた。

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この「お宝」は王さんが07年4月、香港在住の台湾コレクターから高額で譲り受けた。5月、「海外に流出した国宝を取り戻す基金」から専門家を呼んで鑑定を行ったところ、「お宝」の身元が明らかになったという。

それによると、五代から宋代(西夏、遼)に作られたこの仏舎利塔は、釈迦牟尼仏を奉ったもので、出土場所は中国北方地方であるという。

五重の塔は、石、鉄、銅、銀、金の5種類で作られ、塔の外には四尊天王の彫刻が立っている。装飾は非常に豪華で、芸術面だけでなく歴史的、宗教的にもかなり貴重なものといえる。

今回「国宝級」と鑑定されたお宝を、あっさりと「寄付する」ことに決めた張さん。もしかしたらお家には、まだたくさんの秘宝が眠っているのかも知れない?(翻訳・編集/NN)

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