睡眠不足は弊害がいっぱい=がんのリスクが上昇し、記憶力が低下―中国メディア

人民網日本語版    2016年6月14日(火) 1時0分

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仕事のストレスが大きく、徹夜や睡眠不足なども続き、健康に深刻な害が及んでいる現代人も多い。

仕事のストレスが大きく、徹夜や睡眠不足なども続き、健康に深刻な害が及んでいる現代人も多い。人民日報の公式微信(WeChat)が伝えた。

1、イライラする:集中して何かをしている時に、誰かに邪魔されたりすると、イライラするもの。しかし、睡眠不足になっていると、そのイライラ感が大きくなってしまう。

2、頭痛:科学者は今に至るまで、その原因を見付けることができていないものの、睡眠不足の人の36〜58%が起床時の頭痛を訴えている。

3、体重増加:睡眠不足の人は、体内のホルモンバランスが崩れ、食欲が増加するだけでなく、高カロリーの食品を食べたくなる。そして、衝動を抑える能力も低下する。これらの要素が重なり、体重が急速に増える。

4、目に障害:睡眠時間が少ないほど、見間違いが増え、幻覚が見えることさえある。

5、心臓疾患:研究では、8時間睡眠をとっている人と比べて、1日の睡眠時間が4時間の人は、血圧がかなり高く、心臓疾患を患いやすくなってしまうことが分かっている。

6、会話能力の低下:研究では、36時間連続で睡眠を取らないと、同じことを何度も言ったり、話す速度が遅くなったり、発音がはっきりしなかったり、時には酒に酔っている人のような話し方になったりすることが分かっている。

7、すぐに風邪をひく:しょっちゅう風邪をひく人は、睡眠不足が原因の可能性がある。研究によると、1日当たりの睡眠時間が7時間以下の状態が2週間続くと、風邪をひくリスクが、8時間以上寝ている人の3倍になる。

8、痛みに耐える力が低下:ある研究では、睡眠不足になると、人体の痛みに一層敏感になる一方、痛みに耐える力は低下することが分かっている。

9、がんのリスク上昇:睡眠とがんの関係に関する研究は始まったばかりであるものの、現在の研究結果は、睡眠不足はがんのリスクを高めることを示している。特に、大腸がんや乳がんのリスクが高くなる。

10、記憶力の低下:睡眠が少ないほど、記憶力が低下する。また、年を取ってからアルツハイマー病になるリスクも高くなる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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