<温暖化>異常気象か?2007年の平均気温が急上昇、観測開始からの最高を更新―中国

Record China    2007年12月29日(土) 21時21分

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2006年に続き、07年中国の年間平均気温が記録を更新した。今年の平均気温は例年よりも1.3℃高く、1951年に観測が開始されてから最高の数字を示した。写真は7月下旬の大連市。

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2007年12月28日、中国気象局によると、中国の去年の平均気温は1951年に観測を開始して以降、最高であったが、最新のデータによると、今年2007年はそれを超え記録を更新したという。中国新聞社が伝えた。

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中国気象局の最新の観測データによると今年12月、全国の平均気温は零下1.8℃で、例年と比較して、1.7℃高く、1951年以来、三番目の高さだという。

中国気象局予測災害予防課の矯梅燕(ジャオ・メイイエン)課長は28日、北京で開かれた記者会見で、「07年の全国の平均気温は10.6℃で、例年の平均気温よりも1.3℃高く、1951年の観測開始から最高の数字となった。そのうち、北京市・天津市・内モンゴル自治区・黒龍江省・遼寧省・上海市・江蘇省・浙江省・安徽省・江西省・山東省・河南省・湖南省・新彊ウィグル自治区など14省区は1951年以来の最高平均気温となった。また、河北省・吉林省・湖北省・重慶市・チベット自治区は二番目に高い数字を示した。

中国の平均気温はここ11年間連続して上昇傾向を見せている。中国の気候温暖化は世界で見られる温暖化とともに進んでいると見られる。世界気象機関(WMO)が12月13日に発表したところによると、1998年から2007年は記録史上、全世界が最も暑くなった十年だという。(翻訳・編集/小坂)

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