中国有数の石英原料の産地である安徽省（あんきしょう）鳳陽県（フォンヤンセン）は県内に石英生産会社200社以上もあり、毎年600万トンの石英採掘量と、500万トンの石英加工品製造という生産を誇っている。

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しかし反面、行政機関の監督が不十分で、ダイナマイトを使用した破壊的な採掘の末、鳳陽県大廟鎮（ターミャオチェン）の環境に悪影響が出ている。田んぼや畑、道路が石英粉塵に覆われるなどの被害で、ひどい時は石英の粉塵が1mも積もり、取り除いても、田んぼや畑に成分が残るため永久に作物を育てることができなくなるなど深刻な状態になっている。