Record China 2016年6月16日(木) 12時20分
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16日、裏金づくりを行った疑いが持たれている韓国ロッテグループが、検察が家宅捜索に入る前にコンピューター内の証拠を隠滅するため、専門の削除プログラムを使用したことが分かった。これについて、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。
2016年6月16日、韓国・聯合ニュースによると、裏金づくりを行った疑いが持たれている韓国ロッテグループが、検察による家宅捜索の前にコンピューター内の証拠を隠滅するため、専門の削除プログラムを使用したことが分かった。
ソウル中央地方検察庁のロッテ捜査チームは、ロッテグループ主要系列社の家宅捜索を行う過程で、ロッテ建設が「WPM」という削除プログラムを使用した事実を確認した。検察は「ロッテがWPMを使い、事務所内にあるコンピューターの電子文書を復元できないように削除した」とし、「証拠隠滅の痕跡と関係者の証言を確保した」と明らかにした。
WPMは、削除した情報の上に新しい情報を書き込む方式で資料の復元を原則的に不可能にするプログラム。検察関係者も「(このようなプログラムについて)初めて聞いた」と述べるほど、一般的にあまり知られていない専門のプログラムだという。
検察は「証拠隠滅に関わった人物は少なくない」とし、「厳しく対応していく方針だ」と明らかにした。
これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。
「家宅捜索をするという情報は事前に流出していた。証拠を隠滅するよう、時間を与えたようなもの」
「家宅捜索の情報を流した検察内のスパイを逮捕するべき」
「ロッテの威力はすごい。国の法律をもてあそんでいる」
「証拠隠滅も犯罪なのに、それによって処罰されたというニュースを見たことがない。“大企業が公権力を無視する状況”は検察自らが作り出しているのでは?」
「韓国なんてちょろいもんでしょ。ロッテは韓国の上にいる」
「ごく一般的な削除プログラムだと思うが…」
「検察がWPMを知らないなんて情けない。軍隊でも普通に使われていたプログラムだ」
「日系企業の最先端技術はやっぱり一歩先を行っているね。大企業のロールモデルになりそう!」(翻訳・編集/堂本)
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