韓国でネコババ事件が急増、被疑者の多くは罪意識薄く=韓国ネット「よほどの大金でなければ拾った人の物では?」「落とし物には触らないのが一番」

Record China    2016年6月21日(火) 7時30分

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18日、韓国で財布やかばん、スマートフォンなど拾った落とし物を届け出ずに「ネコババ」する占有離脱物横領罪の摘発事例が急増している。写真はソウル。

2016年6月18日、韓国メディア・韓国経済によると、財布やかばん、スマートフォンなど、拾った落とし物を届け出ずに「ネコババ」する占有離脱物横領罪の摘発事例が韓国で急増している。

韓国の警察庁によると、昨年、韓国で摘発された占有離脱物横領事件は2万4691件、2年前から60%近く増加しており、11年の6338件からは毎年平均35%の勢いで急増している。被疑者の大部分は前科がない一般人だ。ソウルのある警察署が今年1〜5月に管内で摘発された58件について分析したところ、38件(65.5%)が会社員や自営業者、大学生、主婦などによる犯行だった。拾った他人のクレジットカードを「試しに」使ってみようと店で5000ウォン(約450円)分の買い物をして摘発された30代の会社員や、隣家宛てに配達される新聞が「路上に落ちていたから」と毎朝持ち去っていた高齢女性など、罪の意識が薄い被疑者も多い。

また、こうして摘発された被疑者の多くが一般人である点につけ込み、高額な示談金を要求する被害者も増えている。上記の30代の会社員は要求された150万ウォン(約13万5000円)の示談金を泣く泣く支払い、なんとか前科者になることを免れた。

こうした状況を受け、記事は改めて「一時の欲のために一生前科が残ることになりかねないだけに注意してほしい」との警察関係者のコメントを伝えた。

これについて、韓国のネットユーザーが多数のコメントを寄せている。

「現金を道に落としておいて隠れて見張る人も急増しそう」

「これが朴槿恵(パク・クネ)大統領の言う創造経済なのかな?」

「韓国では何十億ウォンか横領しても無罪だよ」

「財布を拾ったら、現金以外は焼き捨てること」

「最近はどこに行っても何があっても見ないふり、知らないふりをするのが正しい。落とし物を拾ったり警察に持って行ったりするのはやめた方がいい」

「誰かが物を落としたの見ても、拾ったら駄目。親切に拾ってあげたところで、感謝されるよりも、何かなくなっていないかを調べられる時代だからね」

「軽い罰でいい罪には厳格で、厳しくすべき所で寛大…典型的な“ヘル朝鮮”だね」

「よほどの大金でなければ拾った人の物では?」

「落とした財布を警察に届けてくれた人を、中のお金がなくなっていたと言って告訴するのが韓国人だ。落とし物には触らないのが一番」(翻訳・編集/吉金

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