Record China 2008年1月7日(月) 11時8分
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裁判は厳粛なもの…そう考える人がほとんどだろう。しかし、2008年1月3日、四川省南充市西充県の人民法院(裁判所)には、そんなイメージを覆す衝撃の光景があった。
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裁判は厳粛なもの…そう考える人がほとんどだろう。しかし、2008年1月3日、四川省南充市西充県の人民法院(裁判所)には、そんなイメージを覆す光景があった。
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人民図片網の記者はこの日、法廷でいくつもの“不思議な光景”を目の当たりにした。まず、法服を着ているべきはずの女性裁判官が、ファー付きの真っ赤な羽毛ダウンを着ている。そして裁判中、おもむろに携帯電話を取り出し、電話を掛け始めた。通話は2分近くも続いた。書記官は普段着を着ており、たばこまで吸っている。
さらに驚くことには、原告の口頭陳述中、どこかで携帯電話が鳴り出し、軽快な着メロが法廷中に響き渡った。音の鳴る方に目をやると、なんと裁判長が携帯電話を取り出し、話し始めるではないか!通話は1分間にも及んだ。被告の陳述中には、裁判長が自分の話を聞いていないことに気づいた被告が、何度も確かめるように顔を上げ、“気を利かせて”陳述を一時中断していた。
そんなこんなで裁判には何度も短い中断が入った。情報によると、現地の県(通常「省」の下、地級行政区に属する)レベルの裁判所では、このような光景は決して珍しくはないという。(翻訳・編集/藤野)
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