日中伝統芸能が夢のコラボ!歌舞伎の玉三郎が世界無形遺産「昆劇」に初挑戦へ

Record China    2008年1月8日(火) 16時14分

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1月7日、歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんが江蘇省蘇州昆劇院と初の合同公演で、昆劇の最高傑作といわれる『牡丹亭』に挑戦することが記者会見で発表された。すべて中国語で演じるという。写真は昆劇俳優。

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2008年1月7日、歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんが江蘇省蘇州昆劇院と初の合同公演で、昆劇の最高傑作といわれる『牡丹亭』(ぼたんてい)に挑戦することが都内の記者会見で発表された。全て中国語で演じるという。「新華ネット」が報じた。

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「昆劇」は中国戯曲の祖といわれ、蘇州一帯が発祥の地。ユネスコ世界無形遺産にも指定されており、北京オペラと呼ばれる「京劇」より古い約600年の歴史を持つ。『牡丹亭』は中でも最高傑作と称される定番中の定番。

今回はこれを「女形3人、男方3人」というトリプルキャストで、玉三郎さんは書生と恋に落ちるヒロインの美しい娘「杜麗娘」を、その書生「柳夢梅」は中国昆劇界の大御所である汪世瑜(ワン・シーユー)さんが演じるという。日中伝統芸能の頂点に立つ2人の競演や、玉三郎さんの中国語でのセリフなどが見どころだ。

3月6日から25日まで京都・南座で、5月6日から15日まで北京の湖広会館で上演される。(翻訳・編集/NN)

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