フライメディア 2016年7月16日(土) 14時20分
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7月12日、騰訊網によると、四川省広安市出身の女性がこのほど顎に力が入らなくなり病院で検査を受けたところ、顔の中に埋まっていた歯が眼部周辺を圧迫していることが発覚、除去手術を受けた。
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埋もれていた歯が眼部を圧迫していたのは、広東省広州市で働く28歳の女性。1カ月ほど前、硬い物を食べていたところ口に力が入らなくなり、以後柔らかいものしか食べることができなくなった。7月2日に現地の病院でCTを撮影したところ、衝撃の事実が発覚した。右の眼窩のすぐ下に楔形の歯があり、今にも眼部に飛び出してきそうな状況だったのだ。
「これ以上放っておくと危険」と医師に言われた女性は同8日、重慶市の大きな病院を訪れた。検査により、乳歯が抜けるのが遅かったために生える場所がなかった永久歯が顎の骨の間を移動して眼窩の下部に到達。これより上に移動すれば眼部が腫れあがり、眼球が破裂する可能性があると診断された。すぐに除去手術のプランが立てられ、若い女性であることから顔面にメスを入れずに上あごの歯茎を切開して問題の歯を抜きとることに決定。同11日に手術が行われ、長さ約3センチの歯が無事摘出された。
知らぬ間に自分の歯が目を圧迫していたとはなんとも恐ろしい。専門家は「乳歯が思春期になっても抜けないで残っていた場合は、病院に行って歯胚が埋もれていないかを検査して」と呼びかけている。(提供/フライメディア)
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