「日本ジカ繁殖基地」で人工授精による白いシカが誕生 ―黒龍江省

Record China    2006年7月19日(水) 20時15分

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黒龍江省特産物研究所で、日本ジカとアカシカの間で、ニュー”ハーフの赤ちゃん鹿誕生。

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2006年6月26日、黒龍江省(こくりゅうこうしょう)綏陽(スイヤン)林業局の「細鱗河経営所日本ジカ繁殖基地」では、4歳のメスジカに、白いシカを産ませることに成功した。これは、黒龍江省特産物研究所が開発した新しい繁殖技術を導入し、日本ジカのメスに赤シカの精液を人工授精させた結果、白いシカが誕生したという。日本ジカ繁殖基地によると、こうした人工交配によるシカが誕生したケースは以前にもあったが、すぐに死んでしまったという。今回、この赤ちゃんシカが生まれた時も、直腸出血などの症状が見られたが、懸命の治療が施された結果、生死を分けるとされる7日間が無事に過ぎ、現在はいたって元気だという。この赤ちゃんシカが無事、生存していることは、新しい繁殖技術が日本シカの人口繁殖という分野に、画期的な進歩をもたらしたといえよう。

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